【禅シンプルライフ的思考】思考を転換して、何事にも動じず、淡々と生きる

ミニマル思考

こんにちは、まろです。

私は、変わった思考、ぶっ飛んだ思考、変化球の思考をたまにこのブログで露出していると思いますが、、、笑

例えば →「生きている」のではなく「生かされている」を考える時、魚の「スイミー」を思い出す

例えば →山を歩いていて気づいた幸せの法則

例えば →細胞たちの存在をリアルに実感した出来事



そこで、自分の思考回路を少し整理してみました。

ちゃんとしたお絵かきソフトを持っていないので、手書きのポンチ絵です。↓

私は「自分」というものを、大きく3つの視点を行き来し、捉えながら、毎日生活しています。

一つ目は、右側のマクロ視点

この視点は果てしないのですが、生命とは何か、何のために生きているのか、生きるとはどういうことか、死ぬとはどういうことか、魂とは・・・

といった、高いところから地球上の生命・人類・「私」という存在を眺めているような視点です。

答えはなく、こちらの視点は一生修行で、私の一生のライフワークになると思っています。

二つ目は、左側のミクロ視点

この視点は、そもそも人間というものは生きた細胞37兆個の寄せ集めであり、「私」なんてものは存在せず、この身体も考えも全てそれら細胞の働きによるもので、「私が生きている」のではなく「彼らに生かされている」という視点です。

免疫細胞とか筋肉細胞とか脳細胞とかをリアルにイメージし、彼らに感謝の思いを伝えるようにしています。

三つ目は、真ん中の現実社会の視点

この視点は、いわゆる日常生活で、●●という名前があり、仕事するとか、今日何食べるとか、あの人が苦手とか、この映画が面白かったとか、もうすぐ給料日だ、とかいった視点です。

大半の人は、この視点で生きているのではと思います。

私も昔は、この現実社会の視点しか持っておらず、社会の中の一員として、他人の目を必要以上に気にしたり、他人と比較して羨ましがったり、他人の言動に一喜一憂したりしていました。

しかし、徐々にマクロ視点・ミクロ視点を持つようになり、現実社会の中にいる「自分」や自分を取り巻く環境を客観的に眺められるようになり、どちらかというと、マクロ視点・ミクロ視点の方が現実であり、現実社会の方が「うたかたの夢」というか「幻想」というか、社会というものに表面的に合わせているような感覚です。

本来は、マクロ視点・ミクロ視点なのだけど、社会生活を人並みに営むために、周囲の人とうまくやっていくために、現実社会で立ち回っているという感じです。

このような視点は、自分のストレスを軽減するために、自己防衛のために、あえてそういう思考に意識して転換してきた部分もありますが、今となっては、このような視点の方が本来であり現実であり、意識せずともこういった思考で物事を眺められるようになりました。

おかげで、現実社会における目の前の事象にあまり動じなくなり、感情の起伏もなくなり、ただ事実を受け入れて淡々と生きられるようになったと思います。

もちろん一瞬目の前のことにとらわれて、負の感情が揺さぶられることもまだまだありますが、すぐに客観的視点に立ち返って、「そもそもそんなことは生きる上で重要ではない、ちっぽけなことだ」と思い直せるようになったと思います。

マクロ視点・ミクロ視点で生活していると、今この瞬間、細胞たちが元気に動いてくれていることが有り難く、生かされていることが有り難く、豊富な資源に恵まれた美しい地球の存在が有り難く、太陽の暖かさが有り難く、全てのことが有り難く思えてきます。

ここまで書いて、ふと

「こんな思考が持てるのは、平和な日本に生まれて、命に関わるような病もなく、仕事もあって、衣食住に困らない生活が送られているからだろうな」と思いました。

内戦が絶えず、毎日爆撃の恐怖に怯え、衣食住にも困るような「現実社会」に置かれている人々は、今日・明日生きるのが精一杯であり、それ以外のことを考える余裕などないのではと思います。

そう思うと、尚更のこと、今置かれている全ての状況が有難いなと思います。

生かされていることに感謝し、過去も未来も憂えず、今ここに集中し、一日一日、一生懸命に、淡々と生きる。

ただそれだけです。

しかし、一つ注意する必要があるのは、

とある仏教家の人が、「仏教視点一辺倒になると、現実社会において「廃人」も同然になってしまうので、仏教の視点も取り入れながら現実社会も楽しむバランスが必要」と仰っていました。

確かに、出家するなら話は別ですが、現実社会で生活する以上は、それぞれのいいとこ取りで、現実社会を楽しみたいと思います。

結果、あまり整理された内容ではなかったですが、私の思考回路のお話でした。

こういう思考回路の持ち主だというのを念頭に置いて、引き続きこのブログを楽しんでいただけたら幸いです。

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