この本は、10年位前に、私がシンプルライフに目覚めたての頃に出会いました。
語られる概念が衝撃的で、今となっては私のバイブルです。
10年の間にもう何度も読み過ぎて、色褪せてます。
みなさんは、片付け本、整理本、片付けの特集記事が組まれた雑誌など、買って読んだことがあると思います。
そういった本の大半は、片付け方法とかモノの整理ノウハウといったハウツー本が多いのですが、この本は、もっと視点の高い根本的な概念が描かれているので、迷ったときに常に立ち返る場所、拠り所となります。
別格です。
ここから、本に書かれている一つの納得概念をご紹介すると。。(以下本文より一部引用)
ちょっと足し算をしてみましょう。
各部屋に行って、あなたがほとんど、あるいは全く使わないものが占めているスペースを計算してください。
このプロセスは正直に行わなければいけません。正直にやりたければ、あまり好きではないもの、昨年一度も使わなかったものを入れてください。
平均サイズの家ならば、大体次のようなものが出来るはずです。
1.玄関 5%
2.居間 10%
3.ダイニング10%
4.キッチン 30%
5.寝室1 40%
6.寝室2 25%
7.物置 100%
8.バスルーム 15%
9.倉庫 90%
10.屋根裏部屋 100%
11.庭の納屋 60%
12.車庫 80%
(※海外の本なので家の平均的なスタイルが日本とは異なりますね)
ガラクタの総量 565%
さて、部屋数でスペースの総量を割ってみると、
565%÷12箇所=平均一ヵ所約47%のガラクタが!
この例によると、家賃又はローンの 約47%が、「ガラクタ」保管のために払われているということ。(汗)
更には、家からモノが溢れて、トランクルームまで借りて使わないガラクタを保管している人も居る、
との例示が
「確かに!」とすごく納得で、バカらしいなあと思いました。
このようなことにお金を使う必要が本当にあるでしょうか?
お金を使うのなら、ほかにもっと有効な使い方があるのではないですか?
とのこと。
はい、その通りでございます。
ガラクタを今すぐ捨てます!
と、掃除スイッチが入るのです。
片付けやモノの処分が進まない時に、この本を読み返すと、また新たなガラクタが見えてくるため、ガラクタ処分の背中を押しをしてくれる私の師匠になっています。
おすすめ本です。
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