億劫な片付け・掃除を「やりたい」と思えるようになる思考の転換 其の二

ミニマル思考

こんにちは、まろです。

片付けや掃除って、以前は私も億劫で、見て見ぬ振りというか、見ては「もう少し溜まってから掃除しよう。。」という感じで、ある程度汚れが溜まってから一気に掃除する派でした。いわゆる「大掃除」をしていた人でした。

 

その時がくると、業者御用達の劇落ち洗剤と便利掃除グッズをホームセンターで買い揃えて、「さぁ、今日こそはやるぞ!」と気合を入れて掃除を始める。

つけ置きとか、湿布で溶かし待ち・浮かし待ちという時間を挟みながら、半日くらいかけて「掃除DAY」に取り組む。。

 

しかしある時、「これは合理的でない」と気付きました。

「なんでこんな非合理的な無駄な行動をしていたのだろう」とビックリしました。

 

そう、全く合理的ではないのです。

 

なぜなら、

「汚れは、汚れた瞬間は定着していないので取れやすい」 のです。

 → 時間をおけばおくほど、乾燥して、固まって、定着して、こびりつく

 → 取る時には、再び濡らして、ふやかして、時間と労力とお金をかけて取る羽目になる

 

なんて無駄なことをしていたのか。すぐにやればすぐに済むことなのに。

当たり前で拍子ぬけする概念ですが、そんな概念で捉えたことがなかったので、この思考を手に入れてから、片付け・掃除の行動がガラッと変わりました。

例えば、

・コンロを使ったら、すぐに拭き取る。(油は熱いとゆるいので力を入れずとも簡単に拭き取れて、洗剤も不要です)

・五徳も、食器と一緒に毎回洗う。

・シンクも使ったら水気を拭き取る。(水垢がつきません)

・お風呂は入った後にそのままお湯で洗ってしまう。(温かくて湿っているうちに洗ってしまった方が、翌日乾燥した状態で再び濡らして洗うより合理的で洗剤も不要です)

・トイレは毎日掃除する。(毎日掃除すると汚れがほとんど付いていないので、2〜3分で掃除が終わり、トイレブラシも汚れないので清潔)

・毎晩お風呂あがりに、その日に着た服とタオルやハンカチなどの布類を洗濯する。(濡れた布物の雑菌繁殖は驚愕のスピードなので、繁殖前に洗ってしまった方が合理的、繊維に染み込む前に洗った方が汚れも落ちやすい)

などなど。

 

ポイントは、一連の活動の最後に片付け・掃除も組み込んでしまうということ。

 

そうすると、あえて「片付ける・掃除する」という行動が必要なくなります。

そうした方が合理的で、得なのです。

 

これもある意味「予防」の考え方に近いのですが、予防の方が、なってしまってから治すより、結果的に短時間で最小の労力で安上がりで済むのですよね。

世の中はシンプルにできていると改めて実感した思考の発見でした。

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