手放す、掃除、片付け 禅語・人生の名言

掃除は心を磨く【禅語】一掃除二信心

投稿日:2020年1月30日 更新日:

皆さん、掃除は汚れたところをきれいにする行為だと思っていませんか? 

もちろん、目に見えて、家具や床や雑貨の上にたまったちりやほこりを物理的に取り去ってきれいになるという効果があります。

 ちりやほこりが取り去られて、そのモノの持つ本来の姿がよみがえるのを見ると、とても清々しい気持ちになります。

くすみのないクリアな窓ガラス、きれいな木目のテーブル、輝く蛇口、観葉植物の生き生きとした葉っぱなど。 

しかし、実は掃除をすることで、そのような物理的に目に見えるところの効果だけでなく、目に見えないところへの効果がはたらいているのです。 

それは「こころ」に対するはたらきです。

掃除したあとの清々しい気持ち、スッキリ感、空気まできれいになった感覚、なんか前向きなれる、やる気が出てくる、次の行動への足取りが軽い感じ。身に覚えはないでしょうか。 

掃除中は、無心にその行為に集中することができます。その一拭き一拭きの行為が、実は心のちりを一拭き一拭きで払っているのです。 

よく言われるのは、心を病んでいる人や、人生が上手くいっていないと感じる人の部屋は、モノやゴミがあふれ、ちりやほこりが積もって、いわゆる「汚部屋」となっています。 

部屋はその人の心を映す鏡である」とは、上手く言い当てた表現です。

禅語【一掃除二信心】

  さて、禅には【一掃除二信心】(いちそうじ にしんじん)という禅語があります。

 信心はいうまでもなく修行の基盤であり、何よりも優先されるべき要素なのですが、しかし、禅では、掃除をそれよりも上位に位置づけているのです。

なぜなら、掃除はその場所をきれいにするだけではなく、自分の心についたちりやほこりを払い、さらに磨く行いだからです。

禅寺では、ちり一つない床も全身全霊を傾けて毎日磨きあげます。

心を磨くことに「もう十分、これでいい」ということはないのです。 

「なんかモヤモヤするなぁ~」、「今日は嫌なことがあった。。」、「人生うまくいかない。。」、などと思ったら、ますば余計なことを考えずに掃除を始めてみてください。

とりあえず目の前のゴミを拾いゴミ箱に入れてみる。とにかく何も考えず手を動かしてみてください。 

心はあとからついてきます。掃除で心が整うのです。 

思うのですが、世の中には、お金を払って他人に掃除してもらったり、お掃除ロボットを導入したりしている人も増えてきているようですが、私は、他人や機械に掃除を任せるのは本当にもったいないといつも思っています。自分の人生を好転できる機会を、お金を払ってまで他人や機械に譲ってしまうなんて。と。

 現代人は皆忙しいので、「忙しくて掃除する時間がない」と、掃除の優先順位を下げて後回しにしがちなのですが、心の安定は、すべての活動をより良く行うためのベースとなるので、心の安定につながることは、優先的に時間を割いて行いたいものです。掃除しかり、睡眠しかり。

 テレビやYoutubeを目的もなくだらだらとみたり、人の噂話や愚痴をこぼす暇があるなら、掃除に時間を割く方がよっぽど人生を豊かにしてくれます。

「たかが掃除」と言わず「だから掃除」なのです。

人生における掃除の優先度を少し上げてみてはいかがでしょうか。 

-手放す、掃除、片付け, 禅語・人生の名言
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【年賀状】に毎年葛藤。。。今年は一部友人に出すのを辞めることにした

こんにちは、まろです。 年末ですね〜。 皆さんは「年賀状」を書くでしょうか? スマホが普及した今、職場の若者に聞いてみたところ「年賀状なんて書かないよ〜」と軽く返ってきました。 正直、「うらやましい」 …

意識的にモノを手放す

こんにちは、まろです。 先日、年末にあえての大掃除はしないと言いましたが、 世間の大掃除ムードになんだかそわそわして、私も何か思い切ったことをしたいと思いました。 そこで、少し前から頭の片隅に浮上して …

「水切りかご」をようやく手放して落ち着いた今の形

こんにちは、まろです。 今日は、長い間私を苦しめてきた「水切りかご」の話です。 皆さんは、「水切りかご」使っているでしょうか。中には食洗機という方も居るでしょうね。 ミニマリストが持たないモノのテッパ …

【骨格診断】資格取得への道のり③ 理論が実感に変わるとき

早いもので3回目の講義が終わり、あと2回で卒業です。 3日目は、各骨格スタイルに合う装飾品や小物などを学びました。 自分の新しいスタイル「ウェーブ」ですが、日が経つにつれて「いいかも」と思えるようにな …

そういえば、買っていないもの

こんにちは、まろです。 ふと、「そういえば、最近買っていないな」と気づいたものがありました。 それは「雑誌」です。 自覚の上やめたものは、買っていないものとしてすぐに思い浮かぶのですが、自覚なく気づい …