こんにちは、まろです。
以前、ここ2〜3年は大掃除していないし、普段からやっているのであえての大掃除はしていないと語りましたが、、、
(以前の投稿→ あえての大掃除はしない 一年を通した【中掃除】の積み重ね・繰り返しで年を刻む)
やはり年末が近くと、大掃除をしたい欲が沸いてきて、はたと気付きました。
掃除とは、「掃く」と「除く」の二文字で構成されている通り、
溜まったゴミや汚れを「掃いたり拭いたりして取り除く」という行為がメインになるかと思いますが、
禅的思考からするとそれでは不十分でした。
取り除くのは当たり前。
さらにそこに「磨き」をかけてこその掃除であり修行なのです。
そう、「磨く」のです。
本来持つそのモノの美しさを取り戻し、さらに磨き上げる。向上させる。
禅寺の廊下がそれの良いお手本ですね。
本来の床板、木材の普通の姿以上にピカピカに磨かれています。
そういう意味では、私の毎日の掃除は手ぬるいものでした。
取り除くだけで満足してしまっていました。
全然磨けていなかった。。。
部屋を見渡すと、例えば目に入る、観葉植物の植木鉢、テーブルの足、台所の家電ラック、室内のドア・・・ 何もかも全然磨けていない!
毎日磨くのは今の私にはなかなかハードルが高いので、今年は大掃除として「磨き」をかけようと思いました。
以前、「掃除は心を磨く」とお伝えしましたが、
(以前の投稿 → 掃除は心を磨く【禅語】一掃除二信心)
もちろん掃除で心も磨くことになるのですが、そもそものモノや環境も掃除の先の磨きにまで達することで、もっと心が磨かれるのではと思います。
それは、新年を迎えるにあたりとてもふさわしい状態になれることが期待できるので、年末の大掃除として「モノと環境を磨き上げる」ということを週末の楽しみに追加して、残り1ヶ月を過ごしたいと思います。