【食品添加物】の闇を知り、食生活を見直し中

食事のあれこれ

こんにちは、まろです。

みなさん、「食品添加物」というものに注目したことはあるでしょうか?

私は今までほとんど気にしたことがありませんでした。

なんとなく体に良くない気はするけれど・・・

「大手企業が売っているのだから安全だろう」

「厚生労働省が許可しているのだから安全だろう」

「みんなが買っているから安全だろう」

と、与えられる情報を疑うことなく、そのまま受け入れてきました。

医療、医薬品、化粧品などについても同様です。

自分の「常識」というものは、自分が育った環境で見聞きした情報から形作られるのですが、実はその無防備に受け取る情報が正しいとは限らず、資本主義社会におけるメーカーの利潤追求や、国同士の政治的な関わりの元、巧みなマーケティングによって私たち国民・市民・庶民が洗脳されているケースが多々あるのです。

ということに、最近気づいたのです。

40年以上、与えられる情報だけを信じて、のほほんと無知な消費者として生きてきた自分が情けないです。

4月に入って、色々な書籍と出会う機会があり、その一つが食品添加物に関する本でした。

新しい知識を学ぶ際にいつも心がけているのですが、1冊の本だけではその筆者の思想に偏る可能性があるため、必ず複数の書籍を読むようにしています。

まだ読んでいる最中ではありますが、共通して書かれている事は、食品添加物は安全性が疑問視されるという事です。

疑問視される理由

  • ラットなどの動物実験から、「ラットにこれくらいの量を与えるとがんが発生したり死に至ったりするから、人間ではこれくらいを基準値にしておこう」みたいな極めて大雑把な判断になっており、人への安全性が証明されているわけではない
  • それぞれの食品添加物は、単体の実験に留まり、複数の添加物が合わさった場合の化学反応などは全く考慮されていない
  • 例えば、日本では許可されていなかった食品添加物が、外国からの加工食品輸入圧力に負けて日本でも許可した、みたいな政治的圧力で許可されているものもある
  • 食品添加物表示もいい加減なもので、たくさん入っていれば一部表記を省略して良いとか、複数の添加物を一括表示して良いとか、こういう場合は表示しなくて良いとか、全容が一般市民にはわからないようになっている(例えば、カット野菜やパックサラダは、カット面の変色を防ぐために「次亜塩素酸ソーダ」という殺菌剤のプールに何度も投入して消毒されたものであるが、それは加工助剤という扱いになり表示免除される)
  • 要は、食品添加物に関する情報が限定的で、積極的に情報を取りに行かない限り、一般市民がその実態を知るよしもないということ

私は、本のページを読み進めながらこういった実態を知るにつれ、衝撃で頭がクラクラし、毎日のように家の食品在庫、調味料、冷蔵庫を点検し、食品添加物が含まれる食材をバサバサと処分していきました。

本日は、毎日食べていた「だしの素」を見直した点をご紹介します。

40年以上食べ続けてきた「だしの素」

私は「だしの素」を使う家庭環境で育ちました。母親は働いていたので、手間が省けて便利なので利用していたのだと思います。

そういう家庭環境で育ったので、何の疑いもなく成人してからも「だしの素」を普通に使ってきました。今年の4月まで40年以上・・・

成分はこういう感じです。↓

一見、騒ぎ立てるほど悪そうには見えませんよね?

「酵母エキス」は「酵母って別に体に悪いものではなさそうだし、そのエキスなんだな」と思うだけだし、

「調味料(アミノ酸等)」も「アミノ酸って、アミノ酸飲料とかあるくらいだから体に良いよね」と思うだけで、何の引っ掛かりもないと思います。

しかし、これが一般消費者の無知の実態なのです。

酵母エキス

酵母エキスはありとあらゆる加工食品に添加されており、実態として酵母エキスは食品添加物扱いではないそうですが、舌を麻痺させ、味覚障害になり得る原因を引き起こすと言われているそうです。

既にEUでは、これを大量に食べると健康を損ねると明記されているとのこと。

調味料(アミノ酸等)

この「等」がくせもので、一括表示の罠で、実際はどれくらいの種類が入っているのか分からないのです。

この「アミノ酸等」はほとんどが「グルタミン酸ナトリウム」です。

グルタミン酸は天然に存在する物質ですが、食品工業では味が薄く使えないので、これを精製して炭酸ソーダによる酸・アルカリの中和反応によってグルタミン酸ナトリウムという化学物質に作り上げるとのこと。

グルタミン酸ナトリウムは、焼く、揚げるなど高温加熱すると「Glu-P-1」という物質に変化し、この物質はラットでの実験で、肝臓がん、大腸がん、脳腫瘍を引き起こすことが分かっているそうです。

この事は、食品衛生の教科書にも書かれているそうです。

表記として「グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)」と書かれていれば、「なんだ、化学調味料入りか」と嫌がられるので、メーカーはそれを避けるために「調味料(アミノ酸等)」と表記することで、消費者の目をくらませているのです。

毎日のお味噌汁のだしを変えた

ということで、食品添加物の実態を知ってしまった以上、もう世のだしの素を使う気にはなれず、毎日のお味噌汁のだしを「煮干しと削り節」に変えることにしました。

「煮干しと削り節」と言っても、これらで丁寧にだしを取って云々というのではなく、これらを具材としてもいただくという方法です。

私は一人分しか作らないというのと、毎日お味噌汁を食べるので出来るだけ手間を掛けたくない、ということで、手軽にだしを取りつつ栄養も考慮した一石二鳥の方法を考えつきました。

鍋に水を入れて、煮干しの頭を食べながら鍋に身を入れ、削り節を1パック入れて火にかける。

後はこれに具材を入れてお味噌をといて完成。それだけです。

安全で美味しいだしが取れる上、魚のタンパク質も摂れるという最高の方法です。

もちろん食品添加物には光の部分もあり、忙しい現代人の食生活を支えてきたものではあります。

なので、食品添加物を一方的に非難するつもりはありませんが、まずは事実をしっかり知るということが大事で、事実を知った上で一人一人が判断すれば良いと思います。

私は独身一人暮らしで子供もいないため、将来、病気になったり寝たきりになった時に介護してくれる人がいません。

なので、出来るだけ一人で健康で生きていかなくてはいけません。

そのためには、健康を損ねる生活を見直し、病気予防のための生活にシフトする事は、私にとっては最優先事項となるのです。

また、私の健康は、37兆個の細胞と、共生する腸内細菌たちの健康により成り立っているため、彼らが苦しまないようにしてあげたいという感情からも、積極的に健康生活へシフトしていこうと思います。

今後、書籍等から得た知識や、それによりどんどん変えている生活習慣をご紹介していきたいと思います。

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