こんにちは、まろです。
今回はスキンケアの話です。
スキンケア商品は色々ありますよね。
化粧水、導入化粧水、乳液、ジェル、クリーム、美容液、xxエキス、などなど
これらに掛け算で、「美白用」とか「エイジング用」といった用途別というのが売りだされているので、悩みに応じて倍々で揃えていってしまうのが女性心理というもの。。
特に、年齢を重ねれば重ねるほど、現実と昔の若かりし頃とのギャップに目がいってしまい、現実を受け入れられず、現実から目を背けるために、必死で「魔法の若返るアイテム」に飛びついてしまうのです。
こういう私も、まさしく30代後半〜40代前半にかけては、雑誌や口コミで取り上げられる「効く」という魔法のアイテムを色々買っては使っていました。
今となっては効いていたのかどうかは正直分からないのですが、デパ地下の有名ブランドカウンターで何万円もする小瓶の高い美容液をリピ買いしたり、美容皮膚科が通販している化粧水を取り寄せたり、毎日欠かさずパックをしたり、と。
平均すると1ヶ月で約5000円位はそれらに使っていたのではないでしょうか。
しかし、一年ほど前に本屋で手に取った、医者が語る皮膚構造からアプローチしたスキンケアに関する本を見て、さらに同時期に、スキンケア商品は無意味という科学論文を見て、今まで買っていたスキンケア商品を全てやめました。
今では代わりに、どちらでも必要と謳われていた「保湿」と「紫外線対策」だけに絞って実行しています。
具体的には、保湿にはワセリンを、紫外線対策には日焼け止め乳液と日傘などで対策をしています。
スキンケア商品を全てやめるに至る強い動機となった理論は、
「細胞はそもそも自身を守るために、外的侵入を許さないようにできているため、外から何かが浸透するとか、入るとかいうことは構造的にあり得ない」
ということです。
また、「細胞に栄養や水分が運ばれるルートは血液であり、食べたものから肌は作られる」
ということです。
ただし、肌の表面が乾燥していると外的ダメージを受け易くなるのと、紫外線は細胞内まで届いてダメージを与えるため、「保湿」と「紫外線対策」だけは必要とのことです。
「なるほど!」と思いました。
確かに、細胞の外から何かが入るなんて普通に考えたらあり得ない。
そんな常識的なことに気づかずに、化粧品業界の巧みな広告に踊らされて、色々購入してした過去の自分の無知さ加減が恥ずかしいです。
では、なぜ世の中には、こうも化粧品が溢れているかというと、それは「売れる」からです。「儲かる」からです。
効果があろうとなかろうと、売れるものは売る。それが商売というものなのです。
ちなみに、ワセリンだけのスキンケアですが、何の問題もないです。
手入れも楽で、無駄な出費もなくなり、洗面所もスッキリし、メリットしかありません。
あとは、バランスの良い食事、睡眠、適度な運動 ですね。
行き着くところは、全てこれです。
結局、細胞に働きかける本質的な部分へのケアしか方法はないのです。
何事も、本質は至ってシンプルです。