こんにちは、まろです。
持ち物が厳選されて少なくなってくると、収納グッズも不要になってきます。
モノの多かった以前は、「いかに工夫して整理するか、いかに空間を有効活用して収納するか」にフォーカスし、きれいに収納するために、100均の無色透明のプラスチック製かごや収納グッズなどを買い揃え、それら製品を駆使した収納術に明け暮れていました。
かごを二段重ねにして縦の空間を活用したり、突っ張り棒で収納場所を作ったり。。。
そして、それらで統一された収納を見ては満足していました。
しかし、色々なモノを手放してモノ自体が少なくなってくると、収納グッズも不要になってくるため、今度は逆にそれらプラスチック製かごや収納グッズを処分していくこととなりました。
モノが多いから限られた収納スペースに押し込むために収納グッズが必要となるのですが、モノが少ないと、そんな工夫は不要になるのです。
そして「なんて無駄なことをしているのだろうか。。」とふと気づいたのです。
この気付きはとても大きく、
たまにリピ買いしている消耗品を買いに100均に行くと、新作や便利グッズに一瞬目を奪われるのですが、次の瞬間
「収納グッズの前にそれを収納するモノ自体不要ではないか?多く持ちすぎているのではないか?」
と自分に問いかけるようになり、手を出すことが無くなりました。
加えて、プラスチック製品のチープ感が目立って気になるようになりました。
それは、モノを厳選してくると、必然的に「質の良いものを大事に長く使う」という思考になり、残されたモノたちとプラスチック製品との同居がアンバランスになってきたのだと思います。
雑誌に出てくるような素敵な部屋には、チープなプラスチック製品は出てきません。
居心地のよいホテルにもチープなプラスチック製品はありません。
禅寺にもチープなプラスチック製品はありません。
「部屋は自分を写す鏡」と言われますが、
その格言を改めて噛みしめると、チープなプラスチック製品は持ちたくないと思うようにもなりました。
それに、安価なプラスチック製品は製品寿命が短いため、使い捨てにされやすく、サスティナブルではありません。
時代の流れがサスティナブルにシフトしている今、賢い消費行動をすることが、年齢を重ねた自分にできることだと思いました。
話題が発散しましたが、
100均で「これ便利かも」と手が伸びそうになった時、一度立ち止まって
「その収納は本当に必要か?」
「収納するモノは追加でお金を払う価値があるものか?」
「私にその収納風景はふさわしいか?そんな収納風景に身を置く自分になりたいか?」
と問いかけてみてください。
きっと高い確率で伸びた手が引っ込むと思います。
とはいえ、私もまだまだ扉の奥では100均の収納ケースがいくつか残っています。
今はまだ整理のために若干必要と思っているのですが、今後もう少し減らしたいのと、もうこれ以上買わないと決めました。