朝に歯磨きを【2回】するという習慣

生活の知恵

こんにちは、まろです。

お恥ずかしながら、この年になるまで、私は朝起きて歯磨きをするという習慣がありませんでした。

朝起きて歯磨きをしてこなかった理由は、自分の育った家庭環境において、そういう習慣がなかったからです。

私の親は、朝起きて歯磨きをしていませんでした。

なので、私や兄弟も「朝起きて歯を磨く」ということを思いつくはずもなかったのです。

とはいえ、社会人になり、テレビやネットで他人の生活習慣がわかるようになり、「朝、顔を洗って歯を磨く・・・」という一連の習慣を聞いたことは何度もありました。

しかし、「夜寝る前に磨くのに、なんで朝起きてまた歯を磨くのだろう」「朝ご飯を食べたらすぐまた磨くことになるのに」って思うだけで聞き流して過ごしてきました。

もちろん、私は毎食後の歯磨きはしてきました。

その目的は、「食べかすを取る」というのが大きいです。

食べかすが口内に残ると、それをエサとして虫歯菌などが増殖するので、それを防ぐというのが目的です。

また、2ヶ月に1回歯医者に通い、歯のクリーニング・メンテナンスもしているし、フロスもしているし、昨年からは歯科衛生士さんに勧められて舌ブラシも導入したし、自分の中ではしっかりと歯の手入れをしているつもりだったのですが。。。

今年に入って、

「寝ている間に口腔内で菌が増殖し、朝起きた時はお口の中は菌だらけ」

という情報が目にとまり、

「これはやばい。。。!」(汗)

と思ったのです。

口の中には虫歯菌や歯周病の原因菌がいます。

歯周病が全身の病気を引き起こす原因になっていることは各種研究でも報告されている通り、

影響ある病名を挙げればキリがないですが、例えば

心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、骨粗しょう症、関節炎、腎炎、メタボ など

(引用 日本臨床歯周病学会 ホームページより)

いくら夜寝る前にしっかり歯を磨いたとしても、食べかすを完全に取り除くことはできず、それをエサとして寝ている間に菌が増殖するとのことです。

確かに、いくら毎日意識して丁寧に歯磨きをしていても、2ヶ月に1回の歯医者では、必ず歯石がついていて、歯の表面もざらざらしていて、それを取ってもらうととても歯がツルツルとします。

ということは、夜寝る前の歯磨きでも食べかすが取り切れていないというのは明らかです。

寝ている間は唾液も出ない、おまけに口を開けて寝たりすると、口の中が乾燥して更に菌の増殖力がパワーアップします。

なので、朝起きた時には、口の中には菌が一杯なのです。。

(この絵はかわいいいので気に入っていますが、それはおいといて。。。)

その菌たちを、朝いちで歯磨きして取り除くことなく、飲み物や朝食で身体の中に流し込んでしまうというのは、とてもリスキーなことなのです。

そういう事実を年明けに知った私は、40代になって初めて朝起きて歯を磨くという習慣を始めました。

毎朝、舌ブラシをする習慣はあったので、それの延長で歯を磨くことにしました。

なんてことはない、2日目からしっかり習慣として定着しました。

朝起きて歯を磨く前と磨いた後では、口の中の感じが全然違います。

歯を磨く前は、確かに何かがついている感じ。。。それが歯磨きで取り除かれる感じ。

おかげで、朝食も美味しく感じ、何より病気のリスクが軽減できているということが心の平和を運んでくれます。

もっと早く気づければ良かったのですが、こればかりはどうしようもない。

物事に取りかかるべき一番早い時は、あなたが「遅かった」と感じた瞬間である

40代にして始めた良き習慣。

まだまだ気づかずにできていないことがたくさんあるかもしれませんが、「気づいた時にすぐに取り掛かる」という行動力の高さを原動力に、生活を向上させ続けたいです。

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