包丁を研ぐというプチ瞑想

キッチンのあれこれ

こんにちは、まろです。

今日の関東はとても穏やかで良い天気です。

大晦日から年始にかけて大寒波が来るとニュースで聞いていたので、拍子抜けなくらい太陽が暖かく、いつものように窓を開けて掃除をし、窓を開けたまま空気を入れ替えつつ毎日のルーティン家事をこなしています。

今朝は包丁を研ぎました。

最後に研いでから2ヶ月くらい経っており、何となく切れ味がボヤけてきていたので、新年を前にクリアにしようと思いました。

こちらの砥石は、十数年前にホームセンターで購入したもの。

ちなみに使っている包丁は、社会人になって独り暮らしを始める時に、実家にあった引き出物のドイツ製の包丁セットから1本もらってきた洋包丁で、20年以上使っています。

おしゃれ生活に憧れていた時には、おしゃれインフルエンサーのキッチンには必ずと言ってよいほどある「GLOBALの包丁」に買い換えようかと思ったこともあるのですが、サイズ感や重量がしっくりこず、買い換えるのは辞めました。

結局こちらの包丁が使い慣れていて使い勝手も良いので、一生大事に使おうと思っています。

話を戻して、、、

世間では、簡易的な包丁研ぎ具も売られていますが、私は断然砥石派です。

この職人的な作業と、全集中を傾けて研ぐ作業が、とても楽しいし、短時間ですがとても心がクリアになるのです。

手の位置や角度を構えて、表面から研ぎ始め、刃先の「バリ」というもの(先端付近の金属が削れて反対側に反り返ってできる引っ掛かり)を確認し、裏面はその「バリ」を取るように研ぎます。

この「バリ」を指で確認する時が一番緊張し、全神経を指先に集中させて確認します。

研ぎ終わると刃先がとてもシャープになっていて、いかにも切れそうな趣となります。

包丁を研ぐ作業は、ケガをする可能性があるため、一点集中、全神経を「今ここ」に集中させる作業であり、プチ瞑想的だなと思います。

だからこそ、短時間であれ研ぎ終わった後のスッキリ感が半端ないのですよね。

何か作業をする時には、ついつい「ながら」作業になりがちなのですが、「今ここ」、「目の前の作業だけに集中する」という機会を日常に取り入れていけば、わざわざ瞑想という時間をもたずとも、瞑想効果が得られるのでおすすめです。

「包丁を研いで心を磨く」

これで良い新年を迎えられます。 笑

令和2年、このブログに遊びに来てくださりありがとうございました。

みなさま、良いお年をお迎えくださいませ。

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