ごみ箱は持たない

キッチンのあれこれ

こんにちは、まろです。

私の家にはごみ箱がありません。

以前はリビングにだけあったのですが、床に置くモノを極力減らしたかったのと、ごみ箱って存在自体がなんか不潔感があるので、要らないと思って処分しました。

では、ごみはどうしているかというと、

ごみ袋に直接捨てています。

まず、燃えるごみについては、何段階かあるのですが、

  1. 生ゴミは、毎朝小さなビニール袋を用意し、1日分の生ゴミを入れ、夜そのビニール袋の口を縛って、シンク前にぶら下げている中位のレジ袋に捨てる
  2. シンク前にぶら下げている中位のレジ袋は、2〜3日分たまったらその口を縛って、市指定の大きいごみ袋に捨てる(台所の床に直置きです)
  3. 市指定の大きいごみ袋は、週に1回捨てる

という感じです。

空き缶や空き瓶などの資源ごみは、それぞれのレジ袋を用意し、レジ袋のまま台所ラックの下段に置いています。

一般家庭では、お役所指定のごみ袋を、「ごみ箱」にセットしているところが多いのではないでしょうか。

「見栄え」や「匂い」を気にしてのことと思います。

私の場合、

まず「見栄え」は気にしません。

来客もないし、もし来客があったとしても、台所にお客様は入らないし、例えごみ袋が見えたとしても、「生活しているのだから当たり前」なので気にしないです。

それより何より「見栄え」なんかより、「ごみ箱を洗う手間」「ごみ箱をきれいに保つ手間」の方が私の心を重たくします。

そして「匂い」については、燃えるごみの場合、先述の通りマトリョーシカのように何重にもなるので、匂いも問題ありません。

資源ごみも中を洗ってからレジ袋に入れているので、こちらも匂いは問題ありません。

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過去に遡ると、実は、実家にはあらゆる部屋という部屋や、洗面所、トイレにもごみ箱がありました。

部屋数が今の部屋とは違うというのと、同居人数の差がありますが、大小合わせると台所のごみ分別も含めて8個位あったのではと思います。

そして、ごみ収集の日には、各部屋のごみ箱をハシゴしてごみを集めるというのが日常だったと思います。

そして、実家ではごみ箱を洗っているのを見たことがありませんでした。

ごみ箱にビニール袋をかけていたので、それほど汚れてはいなかったと思うのですが、それでも何らかのごみが付着している可能性は大で、不衛生だったと思います。

ごみ箱をみなさんはどれくらいの頻度で洗っているのでしょうかね?

あんな大きなモノ、お風呂か外でしか洗えないと思うのですが。

ごみを入れるからこそ清潔を保たないと不衛生になるのですが、その清潔を保つ労力が半端ないので、私はトレードオフで「ごみ箱を持たない」ことにしたのです。

「モノが増えると管理の手間も増える」というのを象徴しているのがごみ箱ではないでしょうか。

リビングにごみ箱があったのは、「実家にあったから」という家庭環境の名残りに他なりませんが、処分してみて何の問題もないです。

むしろ、リビングでごみが出るたびに立ち上がって台所まで捨てに行くので、座りっぱなしが解消されて、健康のために良いです。

座りっぱなしは死亡リスクを上げるという研究結果が出てますからね。

運動の機会が増えて、床のモノも減って、一石二鳥です。

「あって当たり前」を疑ってみる。

シンプルで機能的な暮らしには、そういう目線が必要かもしれません。

もちろん、何に価値をおくかは人それぞれなので、一つの選択肢として参考となれば幸いです。

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