フライパンを捨てた。おいしそうな焼き色が老化の原因。

ミニマル思考

こんにちは、まろです。

先週末、フライパンとそのふたを捨てました。

その理由は、

  1. 毎日の食事を定食にしてから、フライパンで焼く料理をしなくなった
  2. 同じ食品でも高温調理するほど、老化物質である「AGE」が発生する

というのがあります。

毎日の食事を定食にしてから、フライパンで焼く料理をしなくなった

私は毎日決まった食事「定食化」をしており、

  • 朝食は、山盛りサラダ、全粒粉パン、コーヒー
  • 昼食は、会社に持っていくお弁当として、蒸したさつまいも、ゆで卵、ブロッコリー
  • 夕食は、玄米、納豆、具だくさん味噌汁、プレーンヨーグルト

という感じで、フライパンで焼きが登場するシーンがなくなりました。

(今年度に入って、諸事情により毎日出勤しているため、テレワーク時代の1日2食が難しくなったため、現在は3食にしています)

週末とか、たまに他の食材に手を出すことがあって、従来はフライパンで焼いていたものなどは、例えば紅シャケは、アルミホイルに包んでオーブントースターで蒸し焼きにすれば調理することができるので、フライパンがなくてもなんとでもなることが分かりました。

同じ食品でも高温調理するほど、老化物質である「AGE」が発生する

こちらの本によると、高温の調理をするほど、同じ食品でも老化物質である「AGE」というものが増えていくとのことです。

老けない調理法は、ベストが「生」で、「煮る」→「蒸す」→「焼く」→「揚げる」の順に段々とAGEの発生量が増えていきます。

AGEは、体に吸収され溜まると、なかなか対外には排出されず、体のあらゆるところに溜まって組織を壊し、老化の原因になります。

そのAGEの害を受けやすいタンパク質の一つがコラーゲン繊維です。

コラーゲン繊維は、体内の全タンパク質のおよそ30%を占め、肌の70%はコラーゲン繊維が占めています。

AGEは、肌を構成する表「皮、真皮、皮下組織」の三層構造に直接的なダメージを与えます。

老化したコラーゲン繊維は、弾力がなくなり、引っ張ると切れるようになるため、表皮がカサカサになって、たるみやシワが増えるという原理なのです。

またAGEは、肌への影響だけに留まらず、血管に対しても悪影響を与えるため、がん、動脈硬化、認知症などの生活習慣病の根本原因になるのです。

ここのところ、色々な本を読んでいて、本質的な気づきにたどりつつあるのですが、古来からの食事、生活習慣が、ヒトという動物が健康でいられる近道のようです。

戦後の数十年で、日本人の生活習慣が大きく変わりましたが、ヒトの進化はその変化に全く追いついておらず、戦前と言わず、人類誕生までさかのぼった生活(食事、運動、睡眠)が、体の細胞にとっては一番適しているようです。

そういう古来の生活に順応して気の遠くなるような年月を経てヒトの細胞は進化してきたようです。

原点回帰。

本質に立ち返って、細胞のことをよく知ることが、健康への第一歩だと思いました。

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